香港・深圳(しんせん)の旅~その2

は意外と都会です。とあるレストランにはいると、何と上海蟹が! ちょっと小振りでしたが、1匹500円と、まー日本の10分の一くらいの値段には驚きました。このシーズンはメスはなく、オスですが、白子に当たる部分が美味で、ミソとのハーモニーが絶品でした。3匹あっというまにいただきました。 次のレストラン(といっても大衆的な食堂:東門という繁華街)では別の種類のカニ(とさかとおしりが尖ったやつ。何ていったかな?)のピリ辛ナベです。ビニールの手袋をくれました。これをはめて手で食べなさいということです。これはミソはあまり入ってませんが、ニンニクたっぷり、超ピリ辛で、舌がしびれてきますが身が美味。はい、身が美味、身が美味、身が美味と3回早口で言ってください。・・・よくできました。でも、何も出ません。舌でも出しといてください。舌から血が出てるって? 私のせいじゃありません。 

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なんか食べてばっかりしているように思ってませんか? ・・・実はそうなんです。中国風しゃぶしゃぶも食べました。これは九龍(クーロン)という場所です。この場所は香港で、ちょっと時相がずれています。豚と羊です。羊がまた美味。はい、羊が美味、羊が美味、羊が美味って3回・・・ もうええって。薬味が何種類もあって、味を引き立てます。 で、また時相をに戻して、次にサウナに行きました。中は広くてきれいでした。ロッカー室にはいると、男の子が出てきてパンツまで脱がすんです。それからお茶を持ってくる。そのお盆には50香港ドル(600円くらい)のお札が見本として貼り付けてあり、それを指さしてチップをくれくれというのです。きっと安い給料で働かされているのでしょうね。マッサージを待っている間に、足指と爪の手入れもしてくれます。その人達もほとんど給料はないそうです。でチップをあげるんです。なんか、共産主義とはほど遠い雰囲気でした。マッサージはオイルをしてもらいましたが、2時間近くたっぷりしてもらっても安い! 

今回は、移動に鉄道を利用してみました。MTRMass Transit Railway)です。なんと20両編成くらいで、あんな長い列車は見たことがありません。それも時間帯によっては5分間隔くらいで来ます。やはり人口が桁違いだからでしょうか? この鉄道は、香港を縦横に走っていますが、私が利用した路線は香港島から始まって、香港を縦断して深圳近傍までつながっている路線です。深圳に入るには、羅湖(Lo Wu)という終点で降りて、徒歩で通関するのです。宿泊ホテルのある沙田(シャティン)の大学駅からは、香港島へも深圳へも30分くらいで着きます。 hong-kong-mtr.jpg 

その電車に乗るには、プリペイドカードを買いますが、これがすごく良心的で、好きな金額を支払って登録し、最終的に余ったお金は返してくれるのです。たとえば100香港ドルを払ってカードに登録してもらい、日本に帰る前に駅でカードを返して10ドル残っていたらそれを返してくれるのです。 

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さて、その電車ですが、あんなに長いのに、座席はほぼ満席で立っている人もいます。ところが、すいている車両がありました。座席も結構デラックスです。で、検札がやってきました。みんなカードを出して機械に触れてピピッと鳴らしています。私もそうしましたが、なぜかピピッと鳴りません。おかしいな、と首をひねっていると次の駅でひっぱり降ろされました。  その座席はいわゆるグリーン席だったのです。私は、別にたいした額ではないし、差額を払えばいいと思っていたのですが、車両内では支払えないらしく、ひっぱり降ろされた理由はプラットホーム内に支払機があり、前払いになっていたのでした。文化の違いとはいえややこしーい。検札に来ること自体めずらしいらしいが、罰則規定が厳しいのでみんなちゃんと前払いして乗ってました。 ピピっと鳴らなかったとき睨みつけられたのは確信犯だと思われたからでしょうね。でも、パスポートを持っていたので旅行者ということがわかってもらえてお許しが出ました。もし、パスポートを持って歩いてなかったら逮捕されてたのかなー。その人もブスっとした女性でしたが、かわいかったので許してあげました。

香港・深圳(しんせん)の旅~その1

さて、香港に来ました。あいにくの雨模様。12月というのに温かい。しかし、朝晩はさすがに冷えます。例によって、お遊びできたのでないことは断っておきます。なんといっても「みなし公務員」なんていうワケワカメなホーリーネームをもらっていますので。「みなし子ハッチ」のほうがよっぽどましや。それ何?って知らんの? 昔流行った、親の居ない蜂さんのハッチがけなげに元気に生きていくアニメ。蜂やからハッチ。そのままやんか。昔はひねりがなくても「何でやねん」とつっこむ人もいなかったのかなー。 

まー、それはどうでもええけど、書類提出が遅れたため、出張ではなく有給休暇を取らされました。大学が独立行政法人化して大阪市からの補助金が減らされてきたため、毎月の給料はカットされる(何も悪いことはしてません)し、これではモチベーションは下がりますよね。同意を求められても困るって? じゃー、下のボタンを押さないと次に進めないようにしますよ。

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同意しましたね? もー戻れませんよ。いいですね。では見てもいいです。えっ、同意するんじゃなかったって? 全部読んでからゆーてちょうだい。 関空から3時間。香港島に着きました。この島が中心で本土に渡るとひっそりしています。香港大学のすぐそばのハイアット・リージェンシー香港で研究会があったので、そのホテルに泊まりました。沙田(シャティン)というところで、香港本土の真ん中あたりの東海岸です。なんと、この立派なホテル、香港大学の一部とのことです。従業員も学生がほとんどだそうで、びっくりします。

さっそく香港島の繁華街に出かけました。上海蟹が目当てです。で、セントラルにある「鏞記(ヨンキー)」というレストランに入りました。3階まであるバカでかいレストランなのに、席が空くのを待つ客で溢れかえっています。凛としたお姉ちゃんが仕切っているので、誰も文句を言いません。30分ほど待たされてテーブルに案内されました。よだれをたらしながら「上海蟹!」と叫ぶと、なんと「シーズンオフ」という答えが返ってきました。えー、シーズン真っ盛りとちゃうのん? 香港では11月までだそうで、いきなりがっかり、ガクッ。 

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それにもめげず、セカンドベストを目指すため、周りのテーブルを見渡しました。みんなアヒルのようなものをガツガツ食べています。ガチョウのロースト(下の写真手前)でした。有名人がこぞってそれをこの店に食べに来ることが、後になって分かりました。そんな店で「上海蟹!」と叫んでしまった自分が情けなかったですが、さっそくそのガチョウ料理を注文しました。甘いたれをつけて美味でした。英語でダックと書いてありますが、北京ダックではありません。アヒルでもなくガチョウだそうで、かなり有名な広東料理だそうです。もっともアヒルとガチョウの違いがわかりません。まー、おいしけりゃいいです。写真真ん中のピータンも絶品でした。でも香港の物価は高い。さすがにジャパニーズ・プライスはなくなったみたいですが・・・。

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そのあと、街をぶらついていると、「♪Close your eyes, and I’ll kiss you.  Tomorrow I’ll miss you.  Remenber I’ll always…♪」が耳に飛び込んできました。ビートルズが甦ったか、と思うくらい似てる。声だけでしたが・・・。で、思わず店内に。満席で欧米人がほとんどです。永く英国領だったせいでしょう。やさ男が席を譲ってくれました。親切な人が居るもんだ。「ビートルズ」に聞き惚れていて、気が付くのが遅かったのですが、そのやさ男からねっとりとした熱い視線を受けていたのです。身の毛がよだつとはああいうことを言うのですね。 香港は中国に返還されたといっても別の国です。びっくりしたのは、という、香港の隣地域に入るのにパスポートが要るのです。香港と中国本土は物価が違うので、中国本土からの品物の流入や出稼ぎを防ぐためなのでしょうか。香港と中国本土が別の国であると感じるもう一つの理由は、愛想のなさです。とくに女性の公務員。 

に入る通関で、ブスの女性に当たりました。おまけにブスッとしているのでダブルブスです。テニスの? あれはダブルスや。全豪オープンで伊達が出るやつ。40歳になろうとしているのによー頑張ってる、ってひっぱりすぎー。で、顔を見ていると吐きそうなので、視線をやや下に向けると、緑と赤のボタンが目にとまりました。緑はgood 良、赤はbad 悪。通関審査官の評価なのでしょう。愛想も悪けりゃ顔も悪い。あと3つくらいは悪いところがありそうなので、5回立て続けにボタンを押してやりました。見えたら怖いのでコソッと。中国のことなので、見られたらあらぬ理由を付けられて刑務所送りに合うかも知れません。あー怖かった。  香港とでは通貨が違います。香港ドルと元(げん)です。に入るにあたって困ったことは、特殊なクレジットカードでないと、香港ではATMで元を引き出せないのです。しんせんでは、近代的なATMなどないと決め込んでましたので、ちょっと困りました。でも、まー両替所はあるでしょうから、しんせんに入ってから換えようと思っていました。ところが手数料が高い! ぼったくりもいいとこです。そこで頭を使ってホテルで両替してもらおうとホテルに行きました。しかし、泊り客でないと両替には応じられないと。まー普通はそうやわな。で、思いついたのが銀行。何自慢してるん? 誰でも最初に銀行を思いつくやろ! ってなことを言わんといておくれやす。 さて、銀行に入りました。な、な、なんとATMが・・・。VISAカードで無事に元を引き出せて手数料なし。どんなもんだい! けっこう問題。元を手にするのに2時間近くかかりました。たいした額をおろしたわけでもないのに、そのお金をよっこらしょとかついで銀行を出ました。元(験:げん)をかついだのです。・・・。おあとがよろしいようで。この続きは次回に。